とりずんだノート

の日記帳

#ジルオール

祖父との幸せな思い出があって、大切な友達がいて、安心して眠れる家があって、(悲しいことに疎まれたり襲われたりした作中の経験があってもなお、)ナッジはコーンス族としては恵まれている方なんだろうなぁ、と思ったりする。
蜂起に参加する為にアルノートゥンへ行って同胞と出会った時、深い怒りや絶望を抱える同胞達に、少し戸惑ったりしたりしたかもしれない。種族の誇りを守りたい強い気持ちは持っていても、ナッジ自身はそこまでの深い害意を抱いたことがなくて、でも同胞が今までの人生の中で何度も傷付いてきたことだけは伝わってきて、受け止めることしか出来ないナッジの図、とか。

同胞達の元に行って、何を見聞きしたのか、何を想ったのかは空白だから、色々と妄想が広がるんだけど…どういう方向に妄想を広げてもしんどい。
ナッジが主人公達とコーンス族の両方を想う以上、コーンスの反乱の時にどういう動きになってもナッジは苦しいんだろうな…。


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