とりずんだノート

の日記帳

天穂のサクナヒメのアニメ観た!

概ね丁寧なアニメ化だったなー!面白かった

サクナヒメの成長を軸にして、作品のストーリーの良さを外さないように気を使っている印象だった
最序盤のサクナヒメと人間達の愚かさ刺々しさをマイルドにせず描いていたのはかなり好印象

ここの情報カットするとアニメのみの人は分かるのか?みたいな部分もちょくちょくあったりしたが(決戦前にお祭りする理由とか)、まあゲーム派の杞憂かもしれない
アニオリも良さみセンサーにビビっとくるものは無いが改変は許容範囲内
ゲームの石丸と田右衛門の想像の余地の良さに唸った身としては、アニメの田右衛門…説明的で喋りすぎだ!とはなってしまうが、補完の意図はまあ分からんではない
ミズチ戦で皆で戦ってる感を出したのはアニメならではの纏め方で良かった!

ゲームで泣いた所(手腐り団子で不満爆発して都かえる!!ってなる所と、たま爺の所……)はアニメでも泣いた……

あとアニメのオリジナル劇伴も良い曲でよかったなー

サクナヒメって苦労して米を作り稲作が愛おしくなる/島を探索して人間の皆とヒノエ島に愛着を持つゲームプレイ体験とストーリーラインが綺麗に対応して繋がるゲームだと思っているので、ぜひゲームやってくれ(結論)になってしまうよね
人間の皆の後日談(そのまま神となるか現世に降りるか)が省かれてたのもあり余計にそう思う きんたとゆいの話って、きんたが野に降りゆいが神となった後日談含めて完成される関係じゃろがい!
私ほんとにサクナヒメ達の爽やかな離別が大好きだ ヒノエ島のサクナヒメの家に安寧はあるのに、そこに留まる者と留まらぬ者がいて…それぞれの生きる道を生きていくのがさらりと語られる…素晴らしい

色々気になる点を言いつつ、不満を口にするほど悪いアニメとは思わなかった(刺さってはいないが)
アニメはアニメなりにサクナヒメの物語を描いてくれていたと思う

インディーゲームがこれほど大々的にアニメ化されて堅実に作られたって事自体が夢があるし良い話だなーと思う

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