とりずんだノート

の日記帳

ひゃくえむ。ホウセンカを観た!

ひゃくえむ
いや…ちょっと日常シーンのロトスコープの使い方、変だな…気が散って仕方なかった
キャラらしさじゃなくてただ演者が出ている肩の動かし方と身振り手振りで違和感がすごい
アニメの動きって基本的に引き算じゃないですか、ロトスコープの技術自体はいいんだけど必要な動きだけトレースしないと取捨選択せずにだらだら間延びした動きになる…ならない?

要所要所で人の足の速さを超えた乗り物(電車、車、新幹線、自転車…)がさりげないカットで示してあったり、小学生編の『この先凸凹注意』の路面標示であったり、ハッと気に留めたくなる良いカットもあったんだけど、高校生以降の単調な画面へのマイナス印象が強くて、総合的には退屈なコマ割りだな…という所に落ち着いてしまった
小学生編はすごい絵的に良かったんだけどな…

とはいえ高校生編の最後の走りの入場〜準備〜スタート〜走り〜ゴールまでの長回しシーンは圧巻で、ここのためにロトスコープ技術が必要だったのだなというのはよく伝わった すごかった…名シーン

物語の筋はシンプルで「速く走る」という行動に対しての疑念、信頼、挫折、再起があり…各選手それぞれの描写は良かった!
チ。の人の台詞回しは独特だなあ でもそれが作中の走るというシンプルな行動、シンプルな競技に対しての哲学を抱かせる空気に一役買っていてよかったのじゃないかなあ  この方の台詞は心情を熟語で形容しがちなの、なんというか身に覚えが…ウッ…
高校生編の自称ライバル、あそこで出番終わるの勿体無い(ああいう食ってかかってくる人、存在がかわいい)

個人的には他人にオススメするほどではない面白さだった 原作は読みたくなった!

ホウセンカ
オッドタクシーぽいものをと要請されたのか手癖で書いてこれが出力されたかで…個人的な評価が違うな…(前者であれば仕方ないなと思うが後者であればちょっと…)
本筋の『逆転劇』はへえ〜と感心するシナリオではあった、が、演出が静かで起伏が少なく眠気を誘う…(オッドタクシー劇場版観た時も同じ気持ちになった) 花火見せながらOPカット入れてエモを誘うの、作中で主人公やキャラの事が何も分かってない段階だし流石に時期尚早すぎて困惑
何もかもジェネリックオッドタクシーなので、観終わり日を置いた今、何か感想を言おうと思っても特別何か言及する点がない まずい
木下氏の絵柄は好きだし、作品としてもまあ普通に面白さは感じたんだが…時代に取り残されていくヤクザのそれぞれの描写やかつての日本男児の背中で語るが花の姿勢とか…うん、やっぱり面白さは感じているんだが…刺さっていないんだろうなぁ
実写邦画とかの方が相性が良いのでは、沁みる画作りになるのではと感じるシナリオではあった 実写であったら手は伸びなかったと思うのでアニメでありがたかったが…

本編前に流れた攻殻機動隊ゴーストインザシェルのリマスター上映予告が面白さのピークだった 恥ずかしながら未だ未視聴なのだが作画が良すぎる リッチすぎる うっとりするぐらいのサイバネティクスと銃火器と肢体の生々しさの作画で…予告で「あぁすごい…」と息を呑みそうになった そろそろ本当に観たい…ゴーストインザシェル…

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