とりずんだノート

の日記帳

「すばらしき新式食」読み終わった

須賀しのぶ氏目当てで買ったものだけども
ん〜〜〜〜アンソロだからこんなもんか?

SFジャンルでのワクワクするような新しい文化の食事が読めるのかと思いきや
やっぱ手作りの昔ながらのご飯って良いね、みたいな方向性の作品ばかりだったのがかなりの落胆ポイント

「E・ルイスがいた頃」は単体のお話としては綺麗にまとまってる短編で面白かったのだが上記の懐古主義なのが大きくマイナス

そういう意味でも須賀しのぶ氏の「しあわせのパン」はディストピア飯に暖かみを見出している話で良かった
贔屓目もあるから話は面白かったけど、アンソロから須賀氏を知っても別作品読んでみようと思えるような吸引力は特になかったな

最後の「切り株はあちらに」が目の滑る文で、現代日本の警鐘として伝えたいメッセージ性が全面に出ていてかつそれが鼻につきすぎて読むのがかなりしんどく、読了感が悪くなっているの、良くない

見てみたいなぁあってほしいなぁという想像力を刺激されて読後の余韻(オチ後の展開の想像)が良かったのは「最後の日には肉を食べたい」「妖精人はピクニックの夢を見る」かな

うーん…まあ…SFごはんのテーマに期待して読むよりは好きな作者がいればどうぞくらいの本でした

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