とりずんだノート

の日記帳

#進撃の巨人

ライナーとベルトルトが好きすぎて、しかしエレン達も当然好きで、刊行当時「本当に気持ち悪いよ」あたりでこの先の殺し合いの未来を見たくなくてn年距離を置いていた進撃の巨人…ついに覚悟を決めて全部読んだ…。



独特な台詞回しとキャラの絆の一抹の"光"の見せ方と展開の緩急と、失速せず終始めちゃくちゃ面白かったけど辛い…。
ここまで色んな人たちが頑張って頑張ってやっとスタート地点に立ったっていう 好きな展開ではあるけど好きな展開だからといってしんどくない訳がない!!
立場がどう変わっても最初から最後までずーっと背水の陣で皆の顔が曇ってて…もう…
進撃の最流行時、リヴァイが巷で大人気だったけど…人気出る理由だって分かるし自分だって好きだけど…こんな…こんな辛すぎる人を推すのは相当の覚悟がないとできねえよ……。なまじ個人単位での力がある分大きなうねりに立ち向かえない無力さと部下想いが全部裏目に出る途中の展開で顔を覆いたくなったわ…。

大体の子供達が父母からの期待に応えたい気持ちと承認欲求でぼろぼろになっており、しんどいな…と感じると同時に作者のドロッとした怨念を感じた。クサヴァーさんのあたり本当ダメだって!?

ライナーとベルトルトは設定開示によって自分にとっての逆燃料が絶対あるって思ってたけど(なんで?)割とそうでもなく、良かった。カプにする感じの仲良さではないと思うけど全然可能性はある。(なんの?)いやでも相棒だもんな…ライナーが以後それどころじゃなくてベルトルト単体で思い出したりしてないだけで、関係性としてはあるか。あるな?なくてもいいが。(葛藤)

なんか…一気読みして、良い展開ばっかりで余韻がすごくて、言葉にできない
良いシーン、良い関係性がたくさんありすぎて逆に挙げられない…
「まだ話し合ってないじゃないか」がマジで好きだ…マルコ自身が言ったシーンも(マルコがそういう性格であることも、あそこでガン曇りしてる三人も)シチューを囲むシーンの全部も…(殴った事も含め、あそこのジャン本当に偉い)
親友の燃え滓を背負い続けるジャンが好きだ
ジャン+マルコ、すげえな 当時読んでた予想以上に大事な友情だったし色々テーマも背負ってた

良い見せ場くるとキャラのことすぐ好きになっちゃうよね(?)
ファンフィク探すとしたらライ+ベル(変わらず)とジャン+マル(良さを再認識した)とライ+ジャン(最終巻後軸なら)…かな…(??)
女子キャラだとピークちゃんがかなり好きなのでジャン+ピーとかあるなら読みたいかも。

そうやって安易にペアカプを探そうとするんじゃない!!
いや、自分が語るまでもなくすげえ面白かったです…辛い…畳む


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