とりずんだノート

の日記帳

#サーカディア

初周クリアした!楽しかったー!


・主人公弘樹を主軸としたメインストーリーは素直にとても面白かった!
叔父さん本当にだらしなくてめちゃくちゃなんだけど、その根底には遺された家族への愛情があったり、ナビと培われていく絆だったり、母の想い兄の想いであったり…弘樹と家族の話としてしっかりまとまっていると感じた。
悪夢ばかりだけど「良い夢も見るよ」、母が「たったひとつの大切なものの為に世界を守りなさい」と諭すこと、ナビが自分である証全てを失っても世界を守る為に弘樹の前に現れたこと、弘樹が最後まで兄を諦めなかったこと…。
台詞の送りやまっすぐな表現も良く、本筋に関しては割とのめり込んで読んでいた

・反面、仲間キャラとの交流は薄味で勿体無い。どの子も魅力を感じるだけに余計に。続編かなんかあれば、ここらへんは改善してくれただろうなー。
仲間にしたら訪問イベントほぼ終了という感じだし、イデアイベントももう少し知りたい…!という物足りなさがある。綾彦さんの「空っぽの部屋から始まった悪夢」、深雪の純真な母への想い(桐生院兄妹は片山家とは色々対照的だね…)守の研究の原動力が美しさに魅せられたことへの情熱だったこと…などなど、イデアで触れられる要素自体はグッと来るんだよな。だからもっと物量が欲しくなる。
仲間の多さを考えると、ラストスパートでの口挟んでくれるテキストはかなり頑張ってるとは思う。
朝・昼休み・下校・寝る前と、仲間から声をかけられるタイミングがあって、一言でもそうやって声かけられるのは良い。嬉しいし愛着が湧く。

・片山兄弟の顛末がああなってると、余計にナイトメアに寄生された仲間達の救いがねえ!本当に元人格の今際台詞のひとつもなくイデアイベクリアした仲間と引き換えに取られちゃうから。
ラストも敵対台詞自体はあったけどかなりアッサリというか…皆その場だけで後に引きずったりもしないし…あーもったいねー!これがシリーズで続いてたらここのフレーバーも発展してただろうに!
でも倒した時の悲鳴が(味方時と同じなんだけど)かなりえぐくてウッ…とはなる。
テキストでの掘り下げが無い分、むしろこのシステムが辛いの仲間の性格を知った二週目以降なのかもしれないなぁ。

・プログレ的な?イデアボスのBGMがめっちゃ好きだー。
こう…BGMやCGも含めて、異能ジュブナイルの空気感が出ていて面白かった。

・ロードはPS1と考えれば皆無と言ってよい。すごい。反面戦闘がかなりもっさり(演出はスキップ出来るんだが、仲間が増える分敵も増えるのと、低くない頻度で誰も成長しない無の戦闘があるのが辛い)なのはうーむ。でもフレーバー程度の戦闘の空気は割と嫌いではない。
上位から好感度の順に並ぶステ画面といい、キャラがどの場所にいるか明示されていて点滅や赤字で取り返しのつかないイベント?(赤字はイデアイベだよね?)アピールしてくれたり、システム的には親切だよね。この時代に説明書も攻略本も見ずにさっくりとクリア出来る親切設計は素晴らしい。

・ビシバシチャンプみたいなミニゲームはなんなんだよ!一応パーフェクトを取れずとも失敗はしないぐらいの難易度だったから…まあ…いいけど!

今回は大塚守EDでした!他のキャラも見てみたくはあるが、とりあえずは満足!
この仲間翻るシステム含めた発展形のゲーム…見てみたかったなあ…

↓ラスト総力戦です
影守仲間にしたかった…
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