とりずんだノート

の日記帳

#ベアルファレス

Twitterでまとめようと思ったがうまくいかなんだ!
仲間キャラどの子も魅力的だしサブも良いしで楽しく周回出来たなあ
部屋訪問とか仲間同士の会話とか生まれ目的の違いによるテキスト変化とかモブ台詞変化とか全然見れてないから、また数年後とかにプレイし直したい!本当に良いゲームだった

以下自ツイート転載埋め込み こっちの方が見やすいかとツリーにしたけど埋め込みでの利便性はびみょいな!







畳む


ガンダムSEED FREEDOM観た!フリーダム…
(種無印も種運命も放映当時DVDを借りて一気見して以来再視聴してないからほぼ初見)

身内が観てるから…出かけたついでに…みたいな消極的な動機だったけど、観てみたら予想してた以上に面白かった!



劇場尺のシナリオフォーマットの中でテンポよくキャラを動かしてMSバトルもかっこよくてで、予想していた以上にエンタメに強く振っていて驚いたし、ガンダムというブランドのパワーを感じた。思い入れなくても(ないから解釈違い起こしていない可能性もあるが…)一作品として2時間面白く観れる地力があった。全体的にテンポ良かったから、「そんなご都合強化あるかよ!?」も「でもそのおかげでおもろいからよし!」で全部押し通せる勢いがあった。(ファンタジーを押し通す勢いって、エンタメで必要なものだからホント…!)
もうちょっと続編続編してるものだと思ってたから、自分のようなCEの情勢覚えてないマンでも楽しめるキャラ描写とバトルの割り切り方はありがたかった。

劇場版の新キャラが各々必要な役割をこなしていていた。艦長とかあれ?原作にいましたよね?って感じだった。好き。
早口メカニックのやつ、あんなん好きですよ!

平井さんのデザインが種・種無印よりアクが強くなってるのは映像で見ていてもちょっともったいないと感じてしまったな…リップ強調は割と好きだが目と鼻の描き方は種無印ぐらいが好きだったかな。まあ自分の好みから外れているというだけなので好きな人はいるんだろうと思う。
反面、佐橋さんの劇伴がめっちゃかっけえ〜!!バトルシーンが面白かったの、ハチャメチャインフレバトルもあるけどBGMの力もでかい。劇伴だけでなくボーカル曲の使い方も上手く決めてたな。掴みはバッチリだしミーティアはミーティアだった。
声優も皆若々しい演技頑張ってて正直すげー!ってなった。保志さんとか声質好きなんだけどP5の明智の時点で10代の役はきつそうだな…と感じていたから(その上で明智の演技は好き)今回聞いてて違和感のない熱演だったのは流石だ…。

宇宙に出てからのバトルがスーパーロボット顔負けのハチャメチャ景気良い戦闘ばっかりで笑ってしまったし面白かった!旧機体も新機体も見せ場作っててプラモ販促の手腕も光っている。いやどの機体もかっこよかったよマジで!
ケレン味溢れるMSバトルは観てて飽きなかった(ズゴッグのかっこいいポーズと分身!とミーティア全ロックオンのあたり、大分ノってて良かった)SEEDの赤白ビームやっぱりカッコいいなー。

ギャグの間を取ってないに笑わせてくるのずるい
TV本編シリーズを踏まえた、(こいつこういうことするよな…)とか(あーこの感じがSEEDだな…)みたいな納得感もあって合間合間の小ネタにクスッときた。
シンのジャスティスだから負けたんだ!!デスティニーなら!!(意訳)が一番ツボにきたかもしれん。
アスランは大分…面白いですね(やわらかい表現)各々メインキャラの中で立場やしがらみから解き放たれている唯一のキャラだから親友を気にかけられるぐらい芯が安定してるし美味しいところ取りでマジでこいつ…(本音)
殴り合いの所すごく良いシーンなんだけど…なんだけど…!感がすごい。アスラン、劇場版の部分だけなら全然…正論しか言ってないし、キラの支えになっては…いるんだけど…お前…!

リアルタイム視聴時私が若かったのもありメインキャラの誰も好きじゃなかったけど、(おかっぱでかつ分かりやすい性格のイザークは唯一好きだった。あと見た目とポジションでレイも好みだった…)今本編見直せば彼らの正義や青臭さは物語のテーマとしてポジティブに受け入れられそうな気がするなぁ。
特に守る為に無理をして背負いこんで苦悩してるキラは、今の自分なら色々ダブる所があり(何に?)(……)結構好きになれるんじゃないかな…という気がしている。

あんまりストーリーの話してないな!すみません!まあ本編ほぼ覚えてない人がストーリー語っても…でもあるから。
他者の理解と許しに広義であれ狭義であれ愛が必要なのは本当にそう。

本編見直したいなーと思える良い映画だった。観れて良かった!畳む


#ベアルファレス

男主人公レイアEDさっくり見てきた!

レイアの経歴が詳しく分かってよかった。
父についての感情は辛いね 人格者だから愛したことも、その行動が家族を崩壊させたことも確かで、レイアが秘めた複雑な感情も分かる…
でもなんか、彼女の騎士の剣は結局のところ家族の為だけに振るわれていたことにグッときた 剣を捨てないでいなかったことも剣を置くタイミングも…良い…

シェオルの柱のくだりで世界情勢がメチャクチャになるから皆がカルス・バスディードに来た目的が無意味になっちゃうのが面白いところだよね
彼女も例に漏れず…ディーラー公の騎士から過去にダブるような愚弄を受けるくだりきついね

この限られたテキスト量で「信じようとすること」の重みを出してくるのすごいな
レイアから「主人公を信じたい」と言われた時嬉しかった

マジで他の家族生きてて良かったあああああ!
綺麗に整えられた墓を見た瞬間ちょっと目頭が熱くなった

なんかやっぱ シナリオがうまいなあ
コンパクトにまとまっていて良いゲームだ…

今回初めてエルヴンなしで反射柱ステージクリア出来て嬉しい!
短剣はもうやりたくない(でもクリアはなんとかなるのも分かったのでよかった。必要なら渋々選びます)

なんだかんだ槍と弓好き
そろそろバルデスの剣使いたいから大剣主人公もやってみたいな

#ベアルファレス

男主人公オルフェウスED、クリアした!
10時間以内に一周できるボリューム感マジでありがたいな。

後半は二人旅だったけど、序盤が嘘のように楽だったな。
金稼ぎポイントを越えてオルフェウスの魔法全部解放したら、キシダンイン用の氷も(なんと一発クリアできた!!)ギミック用の炎とエルヴンも遠距離用の雷もあるし、かなりの便利キャラになっていた。
しかし短剣は一部ボスで辛いから…もう商人主人公はやりたくない…キャラメイク的には自然だと思うんだけどね。商人で棺桶へ。



オルフェウス、物語中盤復讐対象があっけなく滅亡して以降、軽口もリアリストぶりもそのままなんだけど序盤にあったやや露悪的な言葉が抜けるのが切ない。PTに入れられないタイミングでのイレニアの現況とのリンクが…。

ルカ説得の時の投げやり感というか心こもってるんだかこもってないんだかな説得は笑う。殉死行為自体には複雑な思いはありそうなんだけど、ルカ自体はオルフェウスにとってはどうでもいい人ではあるからな。
立場が立場なだけにルカのような信仰に苛立つディアスとはまた違う温度感で良かった。強いて言うならイヴに近いかな。

彼の経緯を考えると口説きは言葉だけで女は(っていうか人間が)全然好きではなさそうだけど、求められれば抱くんだろうなっていう割り切った感じが良いな。(女主人公+色っぽい服だと暗転匂わせあるらしいし。しかし相性が良くなると逆にその演出は無くなるという…なかなか深いキャラと演出のこだわりだなあ。すごい)

最初から最後まで憎まれ口仲間という距離感を崩さずに信頼が構築されていっててめちゃくちゃ良かった…。
女性キャラ入れなくても仲間に入れられるようになった時の感動はひとしお。

今はEDの余韻に浸っている…泣いたわ…
こういうEDが好きだ…私は…
共和国が消え虚無感を抱え、一時は価値ある死を羨んだ彼が…興国の祖として最期を迎えようという時…還るのは友に託した小さな墓で、何者でもなかった時の名前であること…好きだ…
シンプルに主人公のこと呼び捨てになってるのも胸を打つ…

抱えるものの重さも、それをサディーヤと主人公に打ち明けても、EDの痛々しい姿であっても、本性を表すとか言葉遣いで素を見せるとかそういうのはなく、どんな時でも当初の軽やかな言葉遣いを全く崩さなかったオルフェウスが好きだな…畳む


#ダイシーダンジョンズ

スタッフロールまでやった!(リラックスモードのゲームバランスで、という前置きで)面白かった!
逆に言うと普通の難易度の敵HPだとストレスが勝ると思うなぁ

去年だか一昨年だかのSwitchでの100円セールで買ったものだけどしっかり楽しませてもらったわ
どこかでタイミング合えばSteamの方で定価で買っておきたいねえ
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以下ネタバレあります!


ひたすらシンプルにサイコロの目を使ってバトル!バトル!バトル!で本当楽しかったー
ダイスロールをどうにかする手段が多くてそこまで運ゲーでもないのと、装備の多種多様ぶりが良いね。
1ルートで想定されるシナジーあるデッキの幅は狭いけど、ルールとキャラを増やすことでトータルのプレイの幅を持たせてる。分かりやすさ特化でシンプルなバランスで熱中できた。リミットスキルの条件と有用性もちょうどよい。リミットとダイスと装備がうまく噛み合った時の快感たまらん〜(なかなかうまくはいかないのだが…)
基本的に1ケタ〜2ケタの数字でバトルをこなすので暗算しやすくて取っ付きやすい。ダイス振る音とか攻撃音とかSEも気持ちいいし、BGMが気持ちよくて中毒性高い。すげー耳に残る。Swing Me Another 6とTenmpting Fateかっちょいい。

プレイヤーの個性は戦士>盗賊>発明家=道化師=ロボ>>>>>魔女 の順で好きかなあ
戦士:難易度⭐︎だけあって戦法もシンプルで打点高くて特殊能力も振り直しで分かりやすく強い。どのルールも面白かった。
盗賊:ダイスを割って低い目で手数で戦うの楽しかった。6ルール中2ルールは熊変異でクリアしたが… 毒重ね楽しい!
ロボ:数値オーバーするかどうか、出目調整装備つけるかどうかの駆け引きは結構好きだった。爆発力はないけど嫌な印象はないな。
発明家:ガジェット乗り換え、意外と好き。ボスに強いガジェットを回したいからここのバトルは弱装備でなんとかしよう、とか。でもnotリラックスモードだったら戦力我慢にイライラが勝ると思う。
魔女:全キャラクリアを長いこと阻んだ要因。魔法設置といい戦闘中ダイス+1系といい、立ち上がりが遅いからおもんない…。
道化師:キャラ解放された時テンション上がった!うまくスナップ出来た時の気持ちよさはピカイチ。しっぺ返しデッキ面白いなと思ったけど、しっぺ返しデッキの時に撃破超過ダメージ受けるルール引いちゃって全然活用できなんだ。

キャラ的にはどのダイスもほどよくアホの子で愛嬌あって可愛かった。命令やだやだスピーカーになってレディと会話通じなくなってる道化師面白すぎる。

ラストアタックが予想外すぎて燃えた!一気に本作の好感度ぶち上がった。
個性豊かなダンジョンの敵達を仲間として使えるようになるの衝撃だったしアツすぎた。何がいいって、これまでの挑戦で性能は覚えてるよね?といわんばかりに、交代する時やメニュー画面で敵の装備確認できないことが良い。プレイの積み重ねへの信頼が嬉しい…。
連れ立った仲間をとっかえひっかえ戦うラストバトルも楽しかったー!ラットキングの毒ダメ累乗でレディをめちゃめちゃにしてやりましたわ。フフフ。ラットキング敵の時はほぼ確で5以上の出目をダイスロールしてくるのにムカついてたのに、味方として使うとこんなに頼れるとは…。
EDのオチも個人的にはかなり良かったです。
敵の個性が可愛かったからラストのこのバトル形式は嬉しかったけど、これができるなら6人のプレイヤー全員でのバトルもしてみたかったなあ。

ラストアタックに盗賊選んだんだけど、しかたねーな見捨てねーよ助けてやるよ!なツンデレかましてきて予想外に萌えた…。リユニオンで(金目当てとはいえ)5人のマネージャーしてるっぽくてプラスで萌え。

これはラストアタック全員分のテキスト見たいなあ…無料DLC分も合わせて今後ちょくちょくやっていこうっと。
良いゲームでした!リラックスモードを基準バランスにした方がいいと思います!畳む


#コーヒートーク2

コーヒートーク2 エピソード2:ハイビスカス&バタフライ
クリアしました!面白かったー!!
実績は全解除してないけど抹茶ラテ提供までは見たよ!

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翻訳の良さ、客の悩みの溶かし方、キャラそれぞれの視点の違い…1に引き続いての良質なテキストですげ〜良かった…。
1より好きかも。と思うのは、1から続く物語でキャラに愛着が湧いている所からのスタートだからか、本筋が良かったのか、新キャラが良かったのか…(たぶん全部)
コーヒートーク、種族それぞれの特性を会話に滲ませながら、会話内容自体は現実から地続きの普遍的な悩みであったりなのが良いんだよねえ…

過去の妖精族・現在の地球外生命体、法律で明確に除外されている(いた)問題に対しての触れ方とか…日常生活を送る分には問題ないけど雑多なコミュニティに入る上で「軽い気持ちで軽んじられる」「無意識的に差別される」みたいなシーンがあることを、雑談の流れで愚痴をこぼす…みたいな、胃にもたれすぎない範囲で彼ら彼女らが抱くままならなさを見せつつ、でもトータルとしてはコーヒートークで過ごす時間として暖かな感覚と読後感で着地するのが良い
どのキャラも魅力的に描かれてるんだけど、贔屓抜きにするとハイドさんの不死故の感覚の解像度の高さがすごいなと思う 本当に良いキャラしてる…

全編通して沁みる話ばっかしてるからスクショいっぱい撮っちゃうんだよな。

ジャケット通りジョルジとリオナとルーカスの話(というか妖精市)の話が主軸だったけど、その主軸とハイドやレイチェルやベイリースルアカップルやら、各キャラの話と絡めて生きていくこと、変化していくことについて…綺麗に描いていってすごいなぁ。夢中で読み進めてしまった。

バリスタのキャラ像からして注文間違える人じゃないだろうから実績解除のために注文間違えまくるの割と辛かったんだけど、不正解分岐の先にも良い話が挟まってたので読めて良かった。
ジョルジとヘンドリーの会話とか、ルーカスとレイチェルの会話とか沁みた。1の時も思ったけど、移り変わっていく時勢や倫理を取り入れているのに、旧態に生きてきた人達への眼差しが冷たくないのがすごく良いな。ジョルジが娘に大学に行ってほしいと話すくだりとガラさんとヘンドリーさんの優しさにしみじみした…

コーヒートーク、どのキャラも好きなんですが(エージェントも良いよな。本人自体は別に地球外生命体に興味ないけど、規範がそうなってるからそうなんだって割り切り方。製作者から思考停止を咎められているようでもあり追跡者だからといって悪人に描いている訳ではないという肯定なようでもあり)ベイリースとルーカスが好きめです。ルーカスが明るくサテュロスの扱いについてさらっと口にする所、ウッてなる…車ドッキリのくだりキツかったな…。そういう"軽い気持ち"なんだよね、そして軽い気持ちであったことこそむかつくよね…。
ベイリースは1から変わらずの物怖じしない性格で、ルアとの顛末も本当に良かった…。

飲み物を淹れる時の心地の良いSE、まさしく喫茶店でかかっているような物語を邪魔しないBGM、台詞送りの間やリアクションのタイミングや目配せスマホを見るタイミング等等…1で良かった部分は変わらず素晴らしい〜!
小声の時に文字が灰色になったりフォント小さくなるのも地味だけど良いんだよなぁ〜。(ハイドさん感謝はハッキリ!!可愛いね)
物語もテキストもいいけど、ADVとしての見せ方の気持ちよさも兼ね備えてて◎

全然関係ないから書くところなかったけど猫ちゃんがメタルブラックの猫ちゃんに見えて仕方なくてソワソワした笑

うーん面白かった〜!!1と2どちらも安心してオススメできる高クオリティ
発売日に買ったのになんだかんだで途中で止まっちゃってたからクリア出来て良かった!!
一気に読み進めちゃったからスクショ読み返したり再プレイしたりしつつ少しずつ物語を咀嚼していこう…畳む


MUSICUS!

めぐるルート終わった!
めぐっちんに興味は無かったんだけど、なかなかどうして好きなルートだった。
サブキャラの檜垣さんと楡さんが好きなのもある。あと泣いてるめぐるのスチルが作中一番美人で見惚れたのもある。
朝川周という存在を出して「このまま音楽を続けた先に何がある?」というテーマに触れていたのもいいなぁ。
私としては楡さんの言葉が全部だなあ。「この世の全ては無意味だけど無価値じゃない」
価値を決めるのは自分しかいないし、思い悩みながらも対馬がステージで演奏する瞬間を楽しいと感じる人間である以上は、一瞬一瞬をそうして生きるしかないんだよなーと。

とりあえずこれでMUSICUS!コンプクリアした! SWAN SONGの方がテーマ的にも物語的にも自分好みだったけど、MUSICUS!もまあ普通に面白かったな。
ルートの好みは澄>弥子>めぐる>三日月 キャラルートというか、対馬の音楽性ルートというかなので、左記の書き方が合ってるかは分からないが…
文章作品の常ではあるけど誤字が割と多いのは気になったな。

音楽テーマにしているゲームで楽曲に刺さるもの無かったのはショックなんだけど、各ルートそれぞれでロックへの向き合い方を描いていて面白かった。
音楽に限らず、小説とか漫画とかもちろんゲームとか、創作全般に置き換えられる普遍的な話だから…神妙な気持ちにもなるし、これをライターがどういう気持ちで書いたんだろうなーというのも気になるね。

あーしかし、どのルートもどういうテンションでセックスしてるのか…気になる…!!本作に対していわゆる抜き目的の視点が無かったので(だからSwitch版を買ったわけで)Hシーンを見たいわけではないが、どのルートも寝るに至る場面を見ると最中にどういう会話してんのかとか…対馬どうせ色々難しいこと考えてんだろうなとか…テキスト的な所を追いたくなる。

次はヒラヒラヒヒルやりたい!発売日に買ってはあるんだよ買っては!

ゴジラ-1.0観た!

自分が洋画邦画問わず実写映像作品がそんなに得意ではない、のもある…けど…正直、あんまり面白くなかった!!!



・大仰な抑揚と演技、ケレン味の感じられない思考を主張するだけの台詞…は、アニメだったら受け入れられるんだけど、実写でやられるとわざとらしく感じてしまうな…
戦後間もない瓦礫だらけの中で生きる舞台設定がお辛いからわざと浮いた雰囲気にしてリアルさを出しすぎないようにしてるのかもしれない。そうなると話は違ってくるかも。

特攻を拒否し一番槍を拒否して帰ってきた主人公敷島、背負った経歴自体はテーマにダイレクトに繋げる為の設定なのはわかるんだけど、シンプルに性格にも行動にも好感持てなくて辛い。生き汚いからダメとかじゃなくて(作中で特攻を否定して生きてこそだろって言ってるんだから彼のそういう振る舞いは大事)自分自分自分で周囲の人達への優しさがないのが…精神的に余裕がないなりの好感の見せ方はあると思うんだけど…
新海誠作品で神木さんの声に馴染みがあるので、声は好きだなーと思いながら見てた。

主人公始め登場人物に、おっ!となるほどの魅力を感じられなかったため、割と終始観てて退屈だった…。
(「大人は何食べても生きてけるんだから」的な台詞と共に赤ん坊に米を上げたお隣さんのシーンは好きだった!)
まあでも実写映画ではなく特撮映画の延長で見るなら…でもそれにしては取り扱う時代と題材が重いなぁ…

ゴジラはもっちりデザインでカッコいいし可愛いし怖さもあるしでかなり好きだった!監督とゴジラの趣味が合う。(?)
ゴジラの放射熱線の前動作、いや…あんなん…めっちゃ好きじゃん!?
ジャコッジャコッて背びれが青く光るのかっこいい!!そしてカウントダウンが怖い!
ゴジラ目当ての観点からはゴジラ-1.0のゴジラ度は満足(?)

あ、そうだ良い所。震電云々特攻云々を横に置いておいて、こういうパニック映画・怪獣映画で噛ませになりがちな航空機がトドメの一撃役なのは絵面として純粋にウキウキした!

うーん…やってることは進撃の巨人なんだけどな。うーん?退屈と思ってしまうレベルで合わなかった。畳む


鬼太郎誕生ゲゲゲの謎を観ました!鬼太郎の前知識はない!



映画前半、画面の切り替え方(雫や炎で繋いだり、出目金の会社の欲望を暗喩するような映し方であったり…)や画面の鬱蒼とした感じがビジュアルとしてめ〜っちゃ良くて、おお…伝奇物なドキドキ感…!!とワクワクしながら見てたら、後半の演出が急にテレビアニメのフォーマットとして無難な感じに落とし込まれた印象を受けてアレ?ってなった。

でも普通に面白かった!前半の画面のリッチさを観れただけでも満足。
水木さんの声、低くてかっこよくて感情の零し方が切実で、好きな声質だった。
和服の着崩しもダメージ描写もセクシーでビジュアルも好きだけど、どうしても名前が名前だけに作者自身と何か関連があるのだろうか…と萌えていいのだろうか!?と悩んでいた。

鬼太郎内での妖怪の立ち位置というか設定が掴めてないとちょっと展開が巻きに感じる、かな?
全体的に澱みが全部溜まりに溜まった世界の話で、この輪の外で鬼太郎が生まれる事ができて、これからの話で…っていう前日譚に求められるものはこの作品で描けてるのかな?と思うけど、前提の原作を知らんので偉そうな事は言えない!!

六期初めて見たけど沢城さんの声の鬼太郎素敵だなぁ
猫娘も正統派美少女だね。背高い女の子は好きです。

…え!?ストーリーに全然触れてないな。畳む


映画『窓ぎわのトットちゃん』観た!
後世に残す為に丁寧に考えて手間をかけて作られているアニメなのだなと感じた。とても良かった!



作画が綺麗だった…!
一人一人の仕草の違い、泣き方の違い(顔の歪め方ももちろん、泣く時に顔がかあっと赤くなるの、すごい…)、指先のやわらかさ、温度、人物だけでも枚挙にいとまがない上に、戦前(という言い方も変だけども)〜戦中のレトロで鮮やかで魅力的な街並みと、ポスターや子供達の描く絵なんかで着実に観る側に圧を与えてくる、日常に溶けていく戦時の空気…。
途中の幻想パートとでもいうのか、絵画調のアニメーションも美しくて…視覚的に終始飽きないリッチな映像作品だった。

いや、トットちゃんはじめ子供達の動き方の『生』そのもの、って感じの活力溢れる描写が全編ずーっと続いててほんと良いんだよな。
トットちゃんの声優されてる子役の人、すげえよ。

小林校長先生、人格者にもほどがある…小林先生の存在が作中で柱みたいに安心できる象徴で 最後のギラギラした瞳に痛ましさと同時に大きく救われる所もあって…
トモエ学園の生徒達への接し方は身につまされるものがある
子供を、そして人を見守るというのは なんて難しいことなんだろうか…
こんな素晴らしい対応は未だ出来る気がしないけど、こうありたいと思う
子供達に委ね(ボットンのトットちゃんのエピソードと最後のトットちゃんのやりきった顔よ…)、のびのびとした姿を守ろうと苦心し、必要な時には声をかけて…急かさない、狭めない、そんな大人になれたらいいのに理想とは正反対だなあ…と自分を顧みてしまうな

いやしかし、戦争の描き方は胸に来たな…
作中で誰も口にしては戦争に対して不満は出ない、受け入れて生活が少しずつ変わっている
でも音楽や美術やトットちゃん父や小林先生なんかの大人達の振る舞いを通じて「絶対に戦争を肯定しない」という強い気持ちが伝わる
何の前触れなしに車掌さんが変わったところ「うあー……」ってなって結構きつくて刺さった

・実話じゃなかったらちょっと嫌な気持ちになるレベルで(実話で良かった。)やすあきくんのエピソードの全部が良すぎる…。
汚れた服を母が手にする所とズルだ!の所はズベズベに泣いた。相撲のシーンはアニメーションと声でどっちの気持ちも伝わってきてままならなくて辛い…。
やすあき君が取り零される世界、悲しすぎるよ…
・トットちゃんのパパが震える手でカップを手に取って一口コーヒーを飲んで、トットちゃん達に切り出すシーン、覚悟を飲み込む表現としてグッときたのだけど、スタッフロールで劇中歌で一日は一杯のコーヒーから(うろ覚えごめん)みたいな曲が使われてたの分かった瞬間、より心に刺さったな…。
・最後の妹あやすシーンのトットちゃんの少し大人びた顔つき、辛すぎる!成長がこんな辛いことあるか!!

書くたび作中の良いシーンが次々頭に浮かんで上手く書ききれない!
前情報ほとんど無しで行ったけどかなり良かったな……畳む


ダンジョン飯13.14巻読んだ
良かった……すごい面白かった!!!!!

あらゆる生き物の欲求を食べてきた悪魔があらゆる生き物の象徴の混じり合った魔物ライオスに喰われる見開きの所、ビビッと胸に来るものがあって畳む思わず涙出た

あ〜良かった
最初から最後まで生と食が繋がってて……テーマが一貫していて気持ちよく読めたしずっと面白かった
あと何が良いって「冒険」は通過点であると描かれていたこと、自由は選ぶ自由意志の自由でありなんでもする自由などないと…イヅツミのくだりを通じて作中ずっと描かれていた「選択」の意味を最後にハッキリ言語化されていたのも良かった

ミスルンとカブルー…ハア…………

好きなキャラはチルチャックとカブルーとタデちゃんです

いやあ良い物語を追わせてもらった 本当に本当にありがとう…

#サーカディア

大塚君、弘樹の事は「片山君」だけど幼馴染の速水の事を「健吾大丈夫か?」みたいに呼び捨てで呼んだり気の置けない感じを見せてくるのでちょっと嫉妬しました(当たり前である)(嫉妬させてくる所も好きでした。一番は研究にまっすぐで人当たりよくって素直に良い奴って所が好きなんだけど)
一番最初に一緒に帰ろう!って言った時も健吾をダシに断られたし……(好感度上がった二回目は一緒に帰ってくれました。)

良太は良太自体の正義のヒーロー!でもクソ生意気!な感じを微笑ましく見てたけど、対良太の弘樹の言動が好きだったのも大きい。肩の力抜いてる感じというか。弘樹良い奴だな。

影守は…性格も見た目も好きだったから…イデアイベ見たかったな…あとデフォ攻撃全体攻撃で強かったし…

綾彦さんはこの時代に多く摂取できる品行方正長髪妹想いの青年で非常に良かった。アクが薄いから影は薄いんだけど、イデアイベントのモチーフというか孤独の表現というか、一番ぐっときた。(母と妹を助けたくてあの日部屋の扉を開けたこと、その日から歯車がずれてしまって妹を助けたい責任感と俯瞰した孤独を抱えてしまっていること、深層への扉は閉ざされていたのにノックをしたらあっけなく開いた(綾彦さんの無意識が弘樹を招き入れることを選んだ)…みたいな表現のいくつかが、まだうまく言語化出来ないんだけど刺さった。)母の事を茜さん呼びするの、距離感としてかなり生々しい…これからやり直せると良いよね…三人で…。

深雪ちゃんはストレートに世間知らずお嬢様で危うさもあって可愛かった!!(お弁当選ばせるやつはしょうもねえイベント!)
優美も好きだったけどこっち構ってたら早々に敵に取られて無念…。

↓決戦前の最後の晩餐にかき氷食わされるのウケた
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#サーカディア

初周クリアした!楽しかったー!


・主人公弘樹を主軸としたメインストーリーは素直にとても面白かった!
叔父さん本当にだらしなくてめちゃくちゃなんだけど、その根底には遺された家族への愛情があったり、ナビと培われていく絆だったり、母の想い兄の想いであったり…弘樹と家族の話としてしっかりまとまっていると感じた。
悪夢ばかりだけど「良い夢も見るよ」、母が「たったひとつの大切なものの為に世界を守りなさい」と諭すこと、ナビが自分である証全てを失っても世界を守る為に弘樹の前に現れたこと、弘樹が最後まで兄を諦めなかったこと…。
台詞の送りやまっすぐな表現も良く、本筋に関しては割とのめり込んで読んでいた

・反面、仲間キャラとの交流は薄味で勿体無い。どの子も魅力を感じるだけに余計に。続編かなんかあれば、ここらへんは改善してくれただろうなー。
仲間にしたら訪問イベントほぼ終了という感じだし、イデアイベントももう少し知りたい…!という物足りなさがある。綾彦さんの「空っぽの部屋から始まった悪夢」、深雪の純真な母への想い(桐生院兄妹は片山家とは色々対照的だね…)守の研究の原動力が美しさに魅せられたことへの情熱だったこと…などなど、イデアで触れられる要素自体はグッと来るんだよな。だからもっと物量が欲しくなる。
仲間の多さを考えると、ラストスパートでの口挟んでくれるテキストはかなり頑張ってるとは思う。
朝・昼休み・下校・寝る前と、仲間から声をかけられるタイミングがあって、一言でもそうやって声かけられるのは良い。嬉しいし愛着が湧く。

・片山兄弟の顛末がああなってると、余計にナイトメアに寄生された仲間達の救いがねえ!本当に元人格の今際台詞のひとつもなくイデアイベクリアした仲間と引き換えに取られちゃうから。
ラストも敵対台詞自体はあったけどかなりアッサリというか…皆その場だけで後に引きずったりもしないし…あーもったいねー!これがシリーズで続いてたらここのフレーバーも発展してただろうに!
でも倒した時の悲鳴が(味方時と同じなんだけど)かなりえぐくてウッ…とはなる。
テキストでの掘り下げが無い分、むしろこのシステムが辛いの仲間の性格を知った二週目以降なのかもしれないなぁ。

・プログレ的な?イデアボスのBGMがめっちゃ好きだー。
こう…BGMやCGも含めて、異能ジュブナイルの空気感が出ていて面白かった。

・ロードはPS1と考えれば皆無と言ってよい。すごい。反面戦闘がかなりもっさり(演出はスキップ出来るんだが、仲間が増える分敵も増えるのと、低くない頻度で誰も成長しない無の戦闘があるのが辛い)なのはうーむ。でもフレーバー程度の戦闘の空気は割と嫌いではない。
上位から好感度の順に並ぶステ画面といい、キャラがどの場所にいるか明示されていて点滅や赤字で取り返しのつかないイベント?(赤字はイデアイベだよね?)アピールしてくれたり、システム的には親切だよね。この時代に説明書も攻略本も見ずにさっくりとクリア出来る親切設計は素晴らしい。

・ビシバシチャンプみたいなミニゲームはなんなんだよ!一応パーフェクトを取れずとも失敗はしないぐらいの難易度だったから…まあ…いいけど!

今回は大塚守EDでした!他のキャラも見てみたくはあるが、とりあえずは満足!
この仲間翻るシステム含めた発展形のゲーム…見てみたかったなあ…

↓ラスト総力戦です
影守仲間にしたかった…
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縁があってまほやくに触れる機会が出来たので、とりあえず一部を読んできた!ストーリー解放キャンペーン中で良かったー。

第一部、あくまでプロローグというか…世界の情報が開示されてなさすぎて、もうちょっと別のストーリー読まないとなという感じ。
キャラクターのフックは色々準備されていて、実際色々気になる所はあって良かった!

サイドストーリー読まない一部だけの印象だと、

好き:シノ(安定した芯があるというか純朴なヒースへの眼差しが好き)、レノックス(特にクセなくまっすぐで良い奴なので出てくるととても安心する)、ミチル(等身大の危うい善良さが好き。フィガロ関連のネタバラシ反転のエピがあるなら思い入れが出来そう)、オズ(情が湧いちゃった系はベタベタながらツボに刺さる。最強キャラのうまく弱体化させる描き方としても割と好み)
好きになりそうだけどもうちょっと性格のバックボーンを知りたい:リケ、ルチル
魔法使い枠じゃないけどLOVE:クックロビン



ふわりと言葉遊びで話を運んでいくからぬるっとした独特の読み心地がある。興味深い!

そして人間達が露悪的に描かれていてもなお人間達の方にちょっと肩入れしてしまう自分もいる。「心のまま」に生きる、秩序だった生き方をしない一見自分たちと見分けのつかない種族は、魔物や厄災がある世界ではやっぱり怖いよ。だって予測できないから。(だからといってあんな攻撃的になるのは逆に勇気があるな…)
南の魔法使いは協調性があるけど、「南」自体が最近に作られた国だというのはなんというか含みを感じるなー。力ある北の魔法使いが作ったというのも。

キャラクターとしては皆かわいげがあって良いなーと思う。
賢者の能力が第一部の時点では召喚以外は曖昧な感じだったなー。案の定(案の定)賢者はあんまり好きではないが、ファンタジー世界と自分達プレイヤーを繋げる窓口として必要なのは分かってるから何も言うまい。

スクショは一部で一番好きだったシーン。
ヒースクリフ側の事情が分からないからまだなんともなんだけど、シノの「大切な相手が堂々と生きられる為に自分がなんだってしてやる」って姿勢と飾らない言葉は…うぐぐ…好き…(何かと重ねておられます?)
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#SO1FDR

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クリアしました!以後感想!


SO2Rを触った後だと、リメイクに求められる快適さの基準に達しているとは言えないなあ。元がPSPなのを鑑みても。
2倍ダッシュしてもなお遅いフィールド移動速度と、アイテム欄のソートの見づらさが気になる。
そしてカスタマイズや装備効果のマスクデータの多さよ…。SFC版の仕様ではあるからあまり突つきたくない気持ちと、SO2仕様に寄せる&キャラデザ変更したのだからそこらへんは新規意識してくださいよ、という気持ちとある。

正直、今から他人にSO1のプレイを勧めようとは思わない。(個人的な思い入れは強いのだが)客観的に見てキャラの個性が強い訳ではないし、PAはあるものの簡素ではあるし。シナリオも良い訳ではない。不快なシーンは無いが、目新しいシーンも無い。FDでラストの補完があってアスモデウスやジエってなんやねん感は無くなったが、だからなんだという感もある。

でも、SFC版1が好きな身からすると、やっぱりSO1は良いな…って思う。
かっこE♪とかむっちゃらもっちゃらとか古い言い回しがたまにセリフに出てくるのも好きだし。
何よりキャラクターが好きだ。固定四人も、可変枠も。
ラティがイリアとロニキスに対して丁寧語なの好きなんだよね。主人公が現地人で仲間がSF枠なのも好き。
ロニキス、本当お茶目で優しくて妻への後悔を抱えながらもしっかり大人やってる良い人で…この冒険を経てあんな不器用でコミュ下手な父親になるの信じられないよ😭今からでもクロードの父親がロニキスじゃないことにならねーかなー!!!!!

道中のストーリーで特筆すべきことはないんだが、やはりEDが良いな、SO1。EDで皆離れ離れになって元の居場所に戻るの清々しいのに寂しくてたまらなくなる…。ウルフチームのファンタジアもこのEDだから、仲間の別れは一貫してるよな。
今回シウスラティの一騎討ちEDだったんだけど、不覚にもなんか…泣いた…。
実力を認め合う仲間でライバルで、成長した行く末を見れないのが寂しいって台詞が刺さったわ…。ラティもシウスお互いもっともっと強くなると信じ合っていて…。さっぱりした強い絆があって、胸が熱くなった。あー、シウス本当に良いキャラ!
ヨシュアとマーヴェルは旅立ちEDの余韻が本当に素晴らしい。マーヴェルはずっと言えないままだけど、敵討ちを終えた二人が少しずつ過去じゃなくて現在を受容していくのだろうな…と思えるから、希望があるんだよな。

そもそもの目的は今度こそエリスシナリオ見届けるつもりでプレイしてるんだから、シウスルートクリアして満足するのもどうなんだという感じだな。しかし積みゲーが多く…ま、また今度…。畳む


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