とりずんだノート

の日記帳

MUSICUS!

めぐるルート終わった!
めぐっちんに興味は無かったんだけど、なかなかどうして好きなルートだった。
サブキャラの檜垣さんと楡さんが好きなのもある。あと泣いてるめぐるのスチルが作中一番美人で見惚れたのもある。
朝川周という存在を出して「このまま音楽を続けた先に何がある?」というテーマに触れていたのもいいなぁ。
私としては楡さんの言葉が全部だなあ。「この世の全ては無意味だけど無価値じゃない」
価値を決めるのは自分しかいないし、思い悩みながらも対馬がステージで演奏する瞬間を楽しいと感じる人間である以上は、一瞬一瞬をそうして生きるしかないんだよなーと。

とりあえずこれでMUSICUS!コンプクリアした! SWAN SONGの方がテーマ的にも物語的にも自分好みだったけど、MUSICUS!もまあ普通に面白かったな。
ルートの好みは澄>弥子>めぐる>三日月 キャラルートというか、対馬の音楽性ルートというかなので、左記の書き方が合ってるかは分からないが…
文章作品の常ではあるけど誤字が割と多いのは気になったな。

音楽テーマにしているゲームで楽曲に刺さるもの無かったのはショックなんだけど、各ルートそれぞれでロックへの向き合い方を描いていて面白かった。
音楽に限らず、小説とか漫画とかもちろんゲームとか、創作全般に置き換えられる普遍的な話だから…神妙な気持ちにもなるし、これをライターがどういう気持ちで書いたんだろうなーというのも気になるね。

あーしかし、どのルートもどういうテンションでセックスしてるのか…気になる…!!本作に対していわゆる抜き目的の視点が無かったので(だからSwitch版を買ったわけで)Hシーンを見たいわけではないが、どのルートも寝るに至る場面を見ると最中にどういう会話してんのかとか…対馬どうせ色々難しいこと考えてんだろうなとか…テキスト的な所を追いたくなる。

次はヒラヒラヒヒルやりたい!発売日に買ってはあるんだよ買っては!

ゴジラ-1.0観た!

自分が洋画邦画問わず実写映像作品がそんなに得意ではない、のもある…けど…正直、あんまり面白くなかった!!!



・大仰な抑揚と演技、ケレン味の感じられない思考を主張するだけの台詞…は、アニメだったら受け入れられるんだけど、実写でやられるとわざとらしく感じてしまうな…
戦後間もない瓦礫だらけの中で生きる舞台設定がお辛いからわざと浮いた雰囲気にしてリアルさを出しすぎないようにしてるのかもしれない。そうなると話は違ってくるかも。

特攻を拒否し一番槍を拒否して帰ってきた主人公敷島、背負った経歴自体はテーマにダイレクトに繋げる為の設定なのはわかるんだけど、シンプルに性格にも行動にも好感持てなくて辛い。生き汚いからダメとかじゃなくて(作中で特攻を否定して生きてこそだろって言ってるんだから彼のそういう振る舞いは大事)自分自分自分で周囲の人達への優しさがないのが…精神的に余裕がないなりの好感の見せ方はあると思うんだけど…
新海誠作品で神木さんの声に馴染みがあるので、声は好きだなーと思いながら見てた。

主人公始め登場人物に、おっ!となるほどの魅力を感じられなかったため、割と終始観てて退屈だった…。
(「大人は何食べても生きてけるんだから」的な台詞と共に赤ん坊に米を上げたお隣さんのシーンは好きだった!)
まあでも実写映画ではなく特撮映画の延長で見るなら…でもそれにしては取り扱う時代と題材が重いなぁ…

ゴジラはもっちりデザインでカッコいいし可愛いし怖さもあるしでかなり好きだった!監督とゴジラの趣味が合う。(?)
ゴジラの放射熱線の前動作、いや…あんなん…めっちゃ好きじゃん!?
ジャコッジャコッて背びれが青く光るのかっこいい!!そしてカウントダウンが怖い!
ゴジラ目当ての観点からはゴジラ-1.0のゴジラ度は満足(?)

あ、そうだ良い所。震電云々特攻云々を横に置いておいて、こういうパニック映画・怪獣映画で噛ませになりがちな航空機がトドメの一撃役なのは絵面として純粋にウキウキした!

うーん…やってることは進撃の巨人なんだけどな。うーん?退屈と思ってしまうレベルで合わなかった。畳む


鬼太郎誕生ゲゲゲの謎を観ました!鬼太郎の前知識はない!



映画前半、画面の切り替え方(雫や炎で繋いだり、出目金の会社の欲望を暗喩するような映し方であったり…)や画面の鬱蒼とした感じがビジュアルとしてめ〜っちゃ良くて、おお…伝奇物なドキドキ感…!!とワクワクしながら見てたら、後半の演出が急にテレビアニメのフォーマットとして無難な感じに落とし込まれた印象を受けてアレ?ってなった。

でも普通に面白かった!前半の画面のリッチさを観れただけでも満足。
水木さんの声、低くてかっこよくて感情の零し方が切実で、好きな声質だった。
和服の着崩しもダメージ描写もセクシーでビジュアルも好きだけど、どうしても名前が名前だけに作者自身と何か関連があるのだろうか…と萌えていいのだろうか!?と悩んでいた。

鬼太郎内での妖怪の立ち位置というか設定が掴めてないとちょっと展開が巻きに感じる、かな?
全体的に澱みが全部溜まりに溜まった世界の話で、この輪の外で鬼太郎が生まれる事ができて、これからの話で…っていう前日譚に求められるものはこの作品で描けてるのかな?と思うけど、前提の原作を知らんので偉そうな事は言えない!!

六期初めて見たけど沢城さんの声の鬼太郎素敵だなぁ
猫娘も正統派美少女だね。背高い女の子は好きです。

…え!?ストーリーに全然触れてないな。畳む


映画『窓ぎわのトットちゃん』観た!
後世に残す為に丁寧に考えて手間をかけて作られているアニメなのだなと感じた。とても良かった!



作画が綺麗だった…!
一人一人の仕草の違い、泣き方の違い(顔の歪め方ももちろん、泣く時に顔がかあっと赤くなるの、すごい…)、指先のやわらかさ、温度、人物だけでも枚挙にいとまがない上に、戦前(という言い方も変だけども)〜戦中のレトロで鮮やかで魅力的な街並みと、ポスターや子供達の描く絵なんかで着実に観る側に圧を与えてくる、日常に溶けていく戦時の空気…。
途中の幻想パートとでもいうのか、絵画調のアニメーションも美しくて…視覚的に終始飽きないリッチな映像作品だった。

いや、トットちゃんはじめ子供達の動き方の『生』そのもの、って感じの活力溢れる描写が全編ずーっと続いててほんと良いんだよな。
トットちゃんの声優されてる子役の人、すげえよ。

小林校長先生、人格者にもほどがある…小林先生の存在が作中で柱みたいに安心できる象徴で 最後のギラギラした瞳に痛ましさと同時に大きく救われる所もあって…
トモエ学園の生徒達への接し方は身につまされるものがある
子供を、そして人を見守るというのは なんて難しいことなんだろうか…
こんな素晴らしい対応は未だ出来る気がしないけど、こうありたいと思う
子供達に委ね(ボットンのトットちゃんのエピソードと最後のトットちゃんのやりきった顔よ…)、のびのびとした姿を守ろうと苦心し、必要な時には声をかけて…急かさない、狭めない、そんな大人になれたらいいのに理想とは正反対だなあ…と自分を顧みてしまうな

いやしかし、戦争の描き方は胸に来たな…
作中で誰も口にしては戦争に対して不満は出ない、受け入れて生活が少しずつ変わっている
でも音楽や美術やトットちゃん父や小林先生なんかの大人達の振る舞いを通じて「絶対に戦争を肯定しない」という強い気持ちが伝わる
何の前触れなしに車掌さんが変わったところ「うあー……」ってなって結構きつくて刺さった

・実話じゃなかったらちょっと嫌な気持ちになるレベルで(実話で良かった。)やすあきくんのエピソードの全部が良すぎる…。
汚れた服を母が手にする所とズルだ!の所はズベズベに泣いた。相撲のシーンはアニメーションと声でどっちの気持ちも伝わってきてままならなくて辛い…。
やすあき君が取り零される世界、悲しすぎるよ…
・トットちゃんのパパが震える手でカップを手に取って一口コーヒーを飲んで、トットちゃん達に切り出すシーン、覚悟を飲み込む表現としてグッときたのだけど、スタッフロールで劇中歌で一日は一杯のコーヒーから(うろ覚えごめん)みたいな曲が使われてたの分かった瞬間、より心に刺さったな…。
・最後の妹あやすシーンのトットちゃんの少し大人びた顔つき、辛すぎる!成長がこんな辛いことあるか!!

書くたび作中の良いシーンが次々頭に浮かんで上手く書ききれない!
前情報ほとんど無しで行ったけどかなり良かったな……畳む


ダンジョン飯13.14巻読んだ
良かった……すごい面白かった!!!!!

あらゆる生き物の欲求を食べてきた悪魔があらゆる生き物の象徴の混じり合った魔物ライオスに喰われる見開きの所、ビビッと胸に来るものがあって畳む思わず涙出た

あ〜良かった
最初から最後まで生と食が繋がってて……テーマが一貫していて気持ちよく読めたしずっと面白かった
あと何が良いって「冒険」は通過点であると描かれていたこと、自由は選ぶ自由意志の自由でありなんでもする自由などないと…イヅツミのくだりを通じて作中ずっと描かれていた「選択」の意味を最後にハッキリ言語化されていたのも良かった

ミスルンとカブルー…ハア…………

好きなキャラはチルチャックとカブルーとタデちゃんです

いやあ良い物語を追わせてもらった 本当に本当にありがとう…

#サーカディア

大塚君、弘樹の事は「片山君」だけど幼馴染の速水の事を「健吾大丈夫か?」みたいに呼び捨てで呼んだり気の置けない感じを見せてくるのでちょっと嫉妬しました(当たり前である)(嫉妬させてくる所も好きでした。一番は研究にまっすぐで人当たりよくって素直に良い奴って所が好きなんだけど)
一番最初に一緒に帰ろう!って言った時も健吾をダシに断られたし……(好感度上がった二回目は一緒に帰ってくれました。)

良太は良太自体の正義のヒーロー!でもクソ生意気!な感じを微笑ましく見てたけど、対良太の弘樹の言動が好きだったのも大きい。肩の力抜いてる感じというか。弘樹良い奴だな。

影守は…性格も見た目も好きだったから…イデアイベ見たかったな…あとデフォ攻撃全体攻撃で強かったし…

綾彦さんはこの時代に多く摂取できる品行方正長髪妹想いの青年で非常に良かった。アクが薄いから影は薄いんだけど、イデアイベントのモチーフというか孤独の表現というか、一番ぐっときた。(母と妹を助けたくてあの日部屋の扉を開けたこと、その日から歯車がずれてしまって妹を助けたい責任感と俯瞰した孤独を抱えてしまっていること、深層への扉は閉ざされていたのにノックをしたらあっけなく開いた(綾彦さんの無意識が弘樹を招き入れることを選んだ)…みたいな表現のいくつかが、まだうまく言語化出来ないんだけど刺さった。)母の事を茜さん呼びするの、距離感としてかなり生々しい…これからやり直せると良いよね…三人で…。

深雪ちゃんはストレートに世間知らずお嬢様で危うさもあって可愛かった!!(お弁当選ばせるやつはしょうもねえイベント!)
優美も好きだったけどこっち構ってたら早々に敵に取られて無念…。

↓決戦前の最後の晩餐にかき氷食わされるのウケた
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#サーカディア

初周クリアした!楽しかったー!


・主人公弘樹を主軸としたメインストーリーは素直にとても面白かった!
叔父さん本当にだらしなくてめちゃくちゃなんだけど、その根底には遺された家族への愛情があったり、ナビと培われていく絆だったり、母の想い兄の想いであったり…弘樹と家族の話としてしっかりまとまっていると感じた。
悪夢ばかりだけど「良い夢も見るよ」、母が「たったひとつの大切なものの為に世界を守りなさい」と諭すこと、ナビが自分である証全てを失っても世界を守る為に弘樹の前に現れたこと、弘樹が最後まで兄を諦めなかったこと…。
台詞の送りやまっすぐな表現も良く、本筋に関しては割とのめり込んで読んでいた

・反面、仲間キャラとの交流は薄味で勿体無い。どの子も魅力を感じるだけに余計に。続編かなんかあれば、ここらへんは改善してくれただろうなー。
仲間にしたら訪問イベントほぼ終了という感じだし、イデアイベントももう少し知りたい…!という物足りなさがある。綾彦さんの「空っぽの部屋から始まった悪夢」、深雪の純真な母への想い(桐生院兄妹は片山家とは色々対照的だね…)守の研究の原動力が美しさに魅せられたことへの情熱だったこと…などなど、イデアで触れられる要素自体はグッと来るんだよな。だからもっと物量が欲しくなる。
仲間の多さを考えると、ラストスパートでの口挟んでくれるテキストはかなり頑張ってるとは思う。
朝・昼休み・下校・寝る前と、仲間から声をかけられるタイミングがあって、一言でもそうやって声かけられるのは良い。嬉しいし愛着が湧く。

・片山兄弟の顛末がああなってると、余計にナイトメアに寄生された仲間達の救いがねえ!本当に元人格の今際台詞のひとつもなくイデアイベクリアした仲間と引き換えに取られちゃうから。
ラストも敵対台詞自体はあったけどかなりアッサリというか…皆その場だけで後に引きずったりもしないし…あーもったいねー!これがシリーズで続いてたらここのフレーバーも発展してただろうに!
でも倒した時の悲鳴が(味方時と同じなんだけど)かなりえぐくてウッ…とはなる。
テキストでの掘り下げが無い分、むしろこのシステムが辛いの仲間の性格を知った二週目以降なのかもしれないなぁ。

・プログレ的な?イデアボスのBGMがめっちゃ好きだー。
こう…BGMやCGも含めて、異能ジュブナイルの空気感が出ていて面白かった。

・ロードはPS1と考えれば皆無と言ってよい。すごい。反面戦闘がかなりもっさり(演出はスキップ出来るんだが、仲間が増える分敵も増えるのと、低くない頻度で誰も成長しない無の戦闘があるのが辛い)なのはうーむ。でもフレーバー程度の戦闘の空気は割と嫌いではない。
上位から好感度の順に並ぶステ画面といい、キャラがどの場所にいるか明示されていて点滅や赤字で取り返しのつかないイベント?(赤字はイデアイベだよね?)アピールしてくれたり、システム的には親切だよね。この時代に説明書も攻略本も見ずにさっくりとクリア出来る親切設計は素晴らしい。

・ビシバシチャンプみたいなミニゲームはなんなんだよ!一応パーフェクトを取れずとも失敗はしないぐらいの難易度だったから…まあ…いいけど!

今回は大塚守EDでした!他のキャラも見てみたくはあるが、とりあえずは満足!
この仲間翻るシステム含めた発展形のゲーム…見てみたかったなあ…

↓ラスト総力戦です
影守仲間にしたかった…
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縁があってまほやくに触れる機会が出来たので、とりあえず一部を読んできた!ストーリー解放キャンペーン中で良かったー。

第一部、あくまでプロローグというか…世界の情報が開示されてなさすぎて、もうちょっと別のストーリー読まないとなという感じ。
キャラクターのフックは色々準備されていて、実際色々気になる所はあって良かった!

サイドストーリー読まない一部だけの印象だと、

好き:シノ(安定した芯があるというか純朴なヒースへの眼差しが好き)、レノックス(特にクセなくまっすぐで良い奴なので出てくるととても安心する)、ミチル(等身大の危うい善良さが好き。フィガロ関連のネタバラシ反転のエピがあるなら思い入れが出来そう)、オズ(情が湧いちゃった系はベタベタながらツボに刺さる。最強キャラのうまく弱体化させる描き方としても割と好み)
好きになりそうだけどもうちょっと性格のバックボーンを知りたい:リケ、ルチル
魔法使い枠じゃないけどLOVE:クックロビン



ふわりと言葉遊びで話を運んでいくからぬるっとした独特の読み心地がある。興味深い!

そして人間達が露悪的に描かれていてもなお人間達の方にちょっと肩入れしてしまう自分もいる。「心のまま」に生きる、秩序だった生き方をしない一見自分たちと見分けのつかない種族は、魔物や厄災がある世界ではやっぱり怖いよ。だって予測できないから。(だからといってあんな攻撃的になるのは逆に勇気があるな…)
南の魔法使いは協調性があるけど、「南」自体が最近に作られた国だというのはなんというか含みを感じるなー。力ある北の魔法使いが作ったというのも。

キャラクターとしては皆かわいげがあって良いなーと思う。
賢者の能力が第一部の時点では召喚以外は曖昧な感じだったなー。案の定(案の定)賢者はあんまり好きではないが、ファンタジー世界と自分達プレイヤーを繋げる窓口として必要なのは分かってるから何も言うまい。

スクショは一部で一番好きだったシーン。
ヒースクリフ側の事情が分からないからまだなんともなんだけど、シノの「大切な相手が堂々と生きられる為に自分がなんだってしてやる」って姿勢と飾らない言葉は…うぐぐ…好き…(何かと重ねておられます?)
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#SO1FDR

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クリアしました!以後感想!


SO2Rを触った後だと、リメイクに求められる快適さの基準に達しているとは言えないなあ。元がPSPなのを鑑みても。
2倍ダッシュしてもなお遅いフィールド移動速度と、アイテム欄のソートの見づらさが気になる。
そしてカスタマイズや装備効果のマスクデータの多さよ…。SFC版の仕様ではあるからあまり突つきたくない気持ちと、SO2仕様に寄せる&キャラデザ変更したのだからそこらへんは新規意識してくださいよ、という気持ちとある。

正直、今から他人にSO1のプレイを勧めようとは思わない。(個人的な思い入れは強いのだが)客観的に見てキャラの個性が強い訳ではないし、PAはあるものの簡素ではあるし。シナリオも良い訳ではない。不快なシーンは無いが、目新しいシーンも無い。FDでラストの補完があってアスモデウスやジエってなんやねん感は無くなったが、だからなんだという感もある。

でも、SFC版1が好きな身からすると、やっぱりSO1は良いな…って思う。
かっこE♪とかむっちゃらもっちゃらとか古い言い回しがたまにセリフに出てくるのも好きだし。
何よりキャラクターが好きだ。固定四人も、可変枠も。
ラティがイリアとロニキスに対して丁寧語なの好きなんだよね。主人公が現地人で仲間がSF枠なのも好き。
ロニキス、本当お茶目で優しくて妻への後悔を抱えながらもしっかり大人やってる良い人で…この冒険を経てあんな不器用でコミュ下手な父親になるの信じられないよ😭今からでもクロードの父親がロニキスじゃないことにならねーかなー!!!!!

道中のストーリーで特筆すべきことはないんだが、やはりEDが良いな、SO1。EDで皆離れ離れになって元の居場所に戻るの清々しいのに寂しくてたまらなくなる…。ウルフチームのファンタジアもこのEDだから、仲間の別れは一貫してるよな。
今回シウスラティの一騎討ちEDだったんだけど、不覚にもなんか…泣いた…。
実力を認め合う仲間でライバルで、成長した行く末を見れないのが寂しいって台詞が刺さったわ…。ラティもシウスお互いもっともっと強くなると信じ合っていて…。さっぱりした強い絆があって、胸が熱くなった。あー、シウス本当に良いキャラ!
ヨシュアとマーヴェルは旅立ちEDの余韻が本当に素晴らしい。マーヴェルはずっと言えないままだけど、敵討ちを終えた二人が少しずつ過去じゃなくて現在を受容していくのだろうな…と思えるから、希望があるんだよな。

そもそもの目的は今度こそエリスシナリオ見届けるつもりでプレイしてるんだから、シウスルートクリアして満足するのもどうなんだという感じだな。しかし積みゲーが多く…ま、また今度…。畳む


遡る石 齋藤なずな ビッコミ

ウ〜ッ じんわり良かった…。
ピーちゃんを愛でるじいちゃんの視線が良い。

鳥好きとしては迷い鳥の元の飼い主よ…とか飼育方法…とか現実と比較しての無意識ノイズはあるんだけど、それも含めて一時代昔のじいちゃんを表す飼い方でインコへの愛の表現なのも分かるし、必要な表現だよねとも伝わる。好き。
途中まで脱走して離れ離れになる話だと疑わなかったから、作中のほっこりした雰囲気とは裏腹ヒヤヒヤが止まらなかった。よ゛か゛った゛ねえ…
全体に漂う落ち着いた雰囲気も好きだったが、単純にじいちゃんとピーちゃんが可愛くて良かった。セキセイのちょこんとした可愛さや仕草がいかんなく描かれていて素敵…!

流れに反発し遡っていく石も大きく見れば大勢のひとつで、その無常さを「悪くない」と受け止められる…って考え方は好きだな。
悲劇も個性も巻き取られていくっていうのは、救いでもあるよね…。
最後2ページの絵とモノローグがめちゃくちゃ好きだ…。

#進撃の巨人

ファイナルシーズン完結編(後編)観ました…
とにもかくにも、このメチャクチャ大変な最終巻を映像化してくれた事に感謝!それが大前提だ


・エレンとミカサとアルミンの描写が増えたのは良かったね…なんだかんだ三人に始まり三人に終わるのが美しい物語だから
道での会話改変、いつでも一緒だぜ特効が入りかけて危なかった(そんな特効はない)(ある)アルミンはそういう奴だけどでも…エレンは地獄じゃなくてアルミンに幸せになってほしいんだって…思うよ…それも全部分かって側にいるよって言ってくれたから嬉しかったんだと思うけどさ
道の会話改変自体は好悪なくそうなんだねと受け入れる感じ エレンがより素直に心境をアルミンに打ち明けた感じはあるのかな あと虐殺がストレートに最悪!!として描かれていた いやそれはそうなんですが ここまではっきり描かないと虐殺容認みたいな感じに伝わっちゃうの?うそん…
あ、でも「どうしようもないバカが力をもった」ってくだりはぐっときたな エレンだけじゃなくて王も始祖も島中も島外も皆そうなんだよね 皆ただのバカな人間で、特別な力を持つ人間なんていなくて、だから巨人の力は駆逐されてただの人間しかいない世界が来る…みたいなさ

・ジャン+ライは"あります"!!!!!!!
・マジでライナー天と地の戦いの間ずっとかっこいいのに最後が気持ち悪くて最高…後編のライナーずっと顔が良かった どうしたんだ 皆劇画調というか原作の絵柄踏まえてもかなり表情崩した作画だったから…
・アニメのピークちゃん声がマジでナイスすぎて更に好きになっちゃった……ずっと冷静だからこそ最後の父と離れる瞬間の絶望が効く
・赤ちゃんを助けようとリレーする所、原作でもかなり涙腺にきたシーンだから印象的に描いてくれて良かった
・天と地の戦い、絶望しかない戦いなんだけどパラディ島の人達もマーレの人達も助け合って戦っていくのがマージでアツいんだよな… ミカサリヴァイコニーアニもライナーピークジャンもガビファルコも…アルミンジーク達も…全員の勇姿が大好きで…アニメで見れて良かった…
・進撃は完全な解決なんてない絶望的な状況の連続の中での小さな小さな光明というか、信頼関係とか意志とか人間讃歌な部分がしっかり描かれているのが本当に好きだ しっかり漫画としてアツい部分を外さないんだよな…

・マーレ編、見たい画や台詞がカットされてるのがムムム…となったり作画的にうーむ…?となったりはしたんだけど、
もうそれ以上に全部描いてくれて感謝だなあという気持ちが強いし きちんと締めてくれて…ありがとう

・「マフラーを巻いてくれてありがとう」本当に最高の最後の台詞だなって思う
あれだけの事があったのに、失って苦しくて悲しいのに、ミカサはエレンと出会えて良かったって ためらいなく思えるんだよな……

完結編後編前に進撃原作全部終えて良かったです!!夏頃の自分ありがとう
自分にしてはかなりストレートに全体的に好きな作品だからこのまま大事に好きな気持ちを抱えていきます畳む


容疑者xの献身を読んだ!

物語の展開に合わせた地の文の配分、素晴らしいなあ
捜査シーンや会話シーンなんかは必要最低限の文で進めて、大事な描写や後半の畳み掛ける展開の時は地の文の配分が増えて、読み返した時にあーこここういうことかあとなったり、山場として感情畳み掛けてくる役割を果たしていたり、勉強になる…。

読んでから一日経ったのでこんな感想が出てくるが、読んでいる時は中〜後半からかなり涙ズビズビだったし読了第一声は「辛い……」だった
どうしてこんなひどいはなしかくの…(え?)

以下ネタバレ的なざっくり感想

石神がどんなに完璧な理論で外から事件の隠蔽に手を尽くしても親子の罪と罪悪感は消えない…忘れてと言ってその通り忘れられる訳がないし、例え被害者がクズでも殺した罪悪感と石神を巻き込んだ罪悪感から逃げられないような良心をもった善良な人だからこそきっと…石神が快いと一目で救われて…ただ生きていることに祝福を祈っていたのであろうし……
石神がシンプルに論理的に生きているからこそ、親子の善良性を考えればそもそも殺人が起こった最初から詰んでいたことに…それに石神が気付けていなかったというのが…本当に辛い あるいはそこに数学者としての石神が顔を出していたのか…

正直途中の工藤さん追いかける石神のくだりは(嫉妬燃え始めててちょっと気持ち悪くなってるな…?)と見事に思っちゃったんだよ!!なので自供シーンで大ダメージ食らった 何もかも布石だった 石神の自供読んで涙が出てきて 後半ダバ泣きで
後半辛い どうしてこうなってしまったの 皆辛い…………
どんなものにでも数学を見出していけると投獄の石神の穏やかな心中とは一転、最後のシーンの完璧な証明と隣人の幸せと両方壊れてしまった石神の叫びがあまりにも救いがない これが人を殺した罰なのか……

あと他人の感想見てはっとしたが、四色の塗り分けの理論が"お隣さん"の石神と花岡にかかってくるの辛いな?これに限らず会話の布石の巻き方と回収の仕方がうまいなあ…

意図的なのか娘さんの心理からカメラが離されていたので彼女の気持ちは妄想するしかないが、娘さんの立場からすると取り巻く全てが重たくて最後のオチが辛い あれ成功してても失敗しててもこれからどうすんの…という苦しい絶望しかない 
娘さんから工藤さんひいては母への嫌悪、すごいよく分かる
工藤さん本当に良い人なのは分かるし読んでて工藤さんの優しさにほっとはしてたんだけど、結局妻のがんを見逃してたのと同じように花岡さんの異変に首を突っ込もうとしない節穴アイと性根してるから なんか どうしようもないな…事件が無かったとしても花岡さんに幸福をもたらしたのかはちょっと自信無いぞ

途中までの「草薙さん頑張ってくれ」「でも石神さんも花岡さんも逃げおおせてくれ」の二律背反を楽しめたし、事件の仕掛けも気付かなくて素直に驚かされた
湯川と草薙の距離感、草薙の刑事としての一線も良かった

とにかく石神の言動に心乱された…けど、どんな意図があったとしても犯してはならない罪を犯したのだ、という冷徹な視点が存在しているからオチがああなったのだろうし、報いがあったからこそ石神に好感を持ったままでいられるのだと思う。でも辛い…。

流石に有名作なだけはある、と言いたくなるすごく面白い本だった。でもこれを泣ける本って言うのはぶっとばしますよ!!確かにめちゃくちゃグスグスしながら読んだけど!!!
東野氏の他作品も機会があれは読みたい!畳む


#葬送のフリーレン

1〜4話見た!!
原作→アニメだと、喋る事によるテンポの低下に焦れるのがままあるんだけど、アニメのゆったりテンポがガッチリハマってたな
文句無しの丁寧なアニメだ…
ただやっぱ良くも悪くも原作の雰囲気そのままだから、感情も魔法設定もなんもかも淡々としてるのとかもそのままではある。笑 作品の個性だと思うからあとは合う合わないだと思うけど(自分は半々ぐらい)
1話がとても好きなので美しくアニメ化して頂いて満足です 作中BGMがファンタジックで素敵や…。

ヒンメルの声、結構悪くないな…でも優男すぎるな…って思ってたけど蒼月草の回の「君にいつか見せてあげたい」の愛おしむ響きでぶわっと涙が出たので負けです(勝ち負けではない。)ハイターは予想通り脳内完全一致のパーフェクト東地さん。
アイゼンとフリーレンもイメージ範疇でよきよき!

ヒンメル達が…好きなんだよな…。ヒンメルPTを回想するパート、ヒンメル達のフリーレンの言葉に一瞬間を置く時の表情が胸に迫る。
現PTのフェルンとシュタルクが(決して嫌いとまではいかないんだが)興味無いために、過去回想パートは見たいけど現在のストーリーライン関心なし…で漫画を追うモチベーションがすごい微妙な所にあるんだよな!!
アニメでながら見ならいけるかしら…

長寿エルフと人間の寿命差と気付けなかった想い(正確に言えば多分当時からも気付くことは出来ていたけど(記憶に留めてるっていうのはそういうことだと思う)形にできなかった)、かつての旅をもう一度辿る旅、辿る事によって死者が息づいていることを実感する物語、
っていう…コンセプト大勝利で大好きなテーマだし所々めーっちゃ刺さる所はあるんだけど…すごい自分の中での評価が難しい…!!
とにかくヒンメルは大好き。

あと文字媒体向きに見えるこの物語を少年漫画として連載させているサンデーは本当に偉いし凄い。

パーフェクトブルーを劇場で観ました!
…凄い怖かった……

なんとか事件が決着したかと思いきや最後の「私は本物よ」でグワッと余韻がきて、エンディングロールの歌でドキドキ止まらなかった
すげーアニメ…
ミマちゃん単独の歌声が低めだなというのは冒頭から印象に残っていたんだけど、EDの歌があの人に似てる歌声で、唄が誰なのか注視してたら「M VOICE」って表記で グワーッッ

何が本物で何が嘘?誰が誰?境が曖昧になっていく感覚が凄まじい…
本筋をちゃんと理解できていないんだけど しばらくはこの分からないままでいようかなとも思う
友人の意見を聞くに、穿ち過ぎずシンプルな道筋だと思って良いのだと思うけど バッドエンドだと思った初見の感覚は忘れずにメモしておく…

普段のミマとアイドルのミマ、ドラマと現実(?)をかぶせるカット割りが凄く印象に残る

まだ上手く言語化出来てないけど 観れてよかった

#バテンカイトス

アレがアレになる所まで進めたので今日はおしまい!
この時代特有の淡白さも混じったテキスト量、決して嫌いじゃない…どころか好き…当時ストーリー展開にすごく夢中になった。
カラスとシェラ好きなんだよなー…。

デフォ名無し系は、いつも世界設定に浮かない感じのオリジナル名を考えてつけるんですが、
バテンは素直にHN名のユイエでやってる。

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